地上の聖地が汚され桃源郷が侵された後に初めて人は、ハートの中でシャンバラの入り口を見つける

高橋ともえ

むか~し少しご縁のあった方の最近の活動を見たりして、色々懐かしい思いに浸る今日この頃です(笑)そろそろ、月蝕日蝕シーズンもやってくるので、長いスパンでの記憶がよみがえりやすい時期ですね。

※そのあれこれをこちらのブログに書きましたw

真の両性具有(男性性と女性性の統合)とは。似て非なる太古の雌雄未分化の危険性に陥らないことが水瓶座の時代には重要かもそろそろ2021年11月・12月の日蝕月蝕のタイムラインの影響が出てくるころ合いですので、10年とか20年スパンの遠い記憶のタイムライン...

思えば私も20代の頃は、超古代文明とか懐かしい遠い太古の文明に対する憧れが強かったですね~。その時代に戻れば幸せになれるんじゃないかと思って。

でも、実際に楽園や天国と言われている社会を実際に見たり観察しても、「ここに住みたい!」とは思わなかったな(笑)なんか、子どもっぽくて退屈だなあと思っちゃう(笑)たとえば南の国とか、実際に行ってみると退屈だったりするよねw楽しいけど、ある意味では幼稚園みたいだなーって思っちゃう・・・(爆)

一方、とても不思議なことですが、世界的にこういう地上の楽園と呼ばれたような場所や聖地は今、どんどん侵され汚されるところがほとんどです。

個人的にはいまだに残されている素晴らしい聖地はなるべく守りたいと思うけれど、同時に、自分の外側には真の聖地、真の桃源郷はないよな、ということも分かってきています。

聖地や桃源郷はシャンバラとつながっていると言われていますが、今の時代、どこか特別な場所に行かなければシャンバラに行けないという時代ではないと感じています。

砂漠でも、都会の真ん中でも、あるいは地獄のような場所でも、どこにいてもシャンバラの入り口は開く。全く聖地とは関係ないところでも、シャンバラの入り口は開くのです。

なぜなら、シャンバラは、私たちがハート(内面)を通じて一人一人の孤独で真摯な作業を通じて、はじめて見えてくるからなのだと思います。

そして、このシャンバラに至る旅路の上で、私たちはデーモンに出会い、そのデーモンを手なずけて味方にすることが求められている。

ちょうど、シュタイナーが高弟であるカイザーリンク伯爵夫人に語ったように。

「先生(シュタイナー)、私(カイザーリンク伯爵夫人)がここで地表に立っているということは、その真下、地球に内奥に黄金の国があるということですね。では、私が罪から解放された清らかさを持ちながらその深みに降りていったら、デーモン(悪魔)たちは私を害することはできませんよね、そして、これらのデーモン(悪魔)たちを通り抜けて、黄金の国に到達することができる、ということですか?」

彼(シュタイナー)は答えました。「もしあなたが、キリストを伴って降下するならば、デーモン(悪魔)たちはあなたを傷つけることはできませんね。ですが、さもなければこれらのデーモン(悪魔)たちはあなたを亡き者にしてしまうでしょう。」

そして彼は、こう強調して付け加えたのです。「ですが、まさにこのデーモン(悪魔)たちが、私たちの助け手となるのです。そうです、これは本当に真実なのですよ。この道は真の道ですが、とても困難な道でもあります。」

あるいは、チベット仏教の女性覚者であるマチク・ラプドゥンがチューの儀式において重視したように。

11世紀のチベット仏教の女性聖者マチク・ラプドゥン。ダキニその1先日、9月9日の白い狐が瞑想中に出てきた話をしましたが・・・私個人としてはダキニ天つながりかな?と思い、ダキニのことを調べていました。 ...

そのためにこそ、(主に女性性の)過ちや穢れや傷というものが、肯定される。

[つぶやき]女はあえて一度穢れたいときがある。ドビュッシーの「海」昨日、魚座新月&ホワイトデーに寄せて、私自身の過去の痛すぎる恋愛話をシェアしました・・・。びっくりされた方もいたかもしれないけど、私は本...
アキランデシュヴァリ(Akhilandaesvari)。常に壊れ続けているから決して破壊されない女神。昨年リリースしたリリス講座の準備の中でふと知った南インドのタントラの教義の中でとっても重要な女神がいます。それが、アキランデシュヴァリ(...

ここまで行くことが真の一元の世界であり、二元の世界を超えることかなと感じています。

まあ、デーモンとの対決はかなり勇気がいるし、怖いし、しんどいものですが、ミラレパもこう語っているように、一度味方になってくれたら守護神になってくれるので、ほんとにおすすめです。

悪意をもった男女のデーモンたち

それらは無数のトラブルや妨害を作り出し

ひとが悟りに至るまでは、まるで実在しているかに見える。

しかし彼らの有りのままの姿を理解したならば、

彼らは守護神となり、

また、彼らの救助と援助によって

ひとは数多くのことを成し遂げるのである。

ミラレパの言葉、出典は「内なるデーモンを育む」

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※私もデーモンと対話してサポーターになってもらったよw

ハートのピンクのネクタル~デーモンあるいはインキュバスが素敵なおっさん課長に変わった件(笑)ダキニその2先日からダキニのことを書いていますが、その中で知った、ツルティム・アリオーネさんの提唱した内なるデーモンを育むというチベット仏教のチュー...

シャドウワークはやっぱり、シャンバラに到達するための近道なんだな。

やってるとかなりイタイけど・・・(爆)

上の聖地が汚され桃源郷が侵された後に初めて人は、ハートの中でシャンバラの入り口を見つける。
だから、安心して、この地上のあらゆるできごとを体験すればいい。
外側において失われるものは、必ず内側でもう一度回復されるのだから。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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