地上の聖地が汚され桃源郷が侵された後に初めて人は、ハートの中でシャンバラの入り口を見つける
むか~し少しご縁のあった方の最近の活動を見たりして、色々懐かしい思いに浸る今日この頃です(笑)そろそろ、月蝕日蝕シーズンもやってくるので、長いスパンでの記憶がよみがえりやすい時期ですね。
※そのあれこれをこちらのブログに書きましたw
思えば私も20代の頃は、超古代文明とか懐かしい遠い太古の文明に対する憧れが強かったですね~。その時代に戻れば幸せになれるんじゃないかと思って。
でも、実際に楽園や天国と言われている社会を実際に見たり観察しても、「ここに住みたい!」とは思わなかったな(笑)なんか、子どもっぽくて退屈だなあと思っちゃう(笑)たとえば南の国とか、実際に行ってみると退屈だったりするよねw楽しいけど、ある意味では幼稚園みたいだなーって思っちゃう・・・(爆)
一方、とても不思議なことですが、世界的にこういう地上の楽園と呼ばれたような場所や聖地は今、どんどん侵され汚されるところがほとんどです。
個人的にはいまだに残されている素晴らしい聖地はなるべく守りたいと思うけれど、同時に、自分の外側には真の聖地、真の桃源郷はないよな、ということも分かってきています。
聖地や桃源郷はシャンバラとつながっていると言われていますが、今の時代、どこか特別な場所に行かなければシャンバラに行けないという時代ではないと感じています。
砂漠でも、都会の真ん中でも、あるいは地獄のような場所でも、どこにいてもシャンバラの入り口は開く。全く聖地とは関係ないところでも、シャンバラの入り口は開くのです。
なぜなら、シャンバラは、私たちがハート(内面)を通じて一人一人の孤独で真摯な作業を通じて、はじめて見えてくるからなのだと思います。
そして、このシャンバラに至る旅路の上で、私たちはデーモンに出会い、そのデーモンを手なずけて味方にすることが求められている。
ちょうど、シュタイナーが高弟であるカイザーリンク伯爵夫人に語ったように。
「先生(シュタイナー)、私(カイザーリンク伯爵夫人)がここで地表に立っているということは、その真下、地球に内奥に黄金の国があるということですね。では、私が罪から解放された清らかさを持ちながらその深みに降りていったら、デーモン(悪魔)たちは私を害することはできませんよね、そして、これらのデーモン(悪魔)たちを通り抜けて、黄金の国に到達することができる、ということですか?」
彼(シュタイナー)は答えました。「もしあなたが、キリストを伴って降下するならば、デーモン(悪魔)たちはあなたを傷つけることはできませんね。ですが、さもなければこれらのデーモン(悪魔)たちはあなたを亡き者にしてしまうでしょう。」
そして彼は、こう強調して付け加えたのです。「ですが、まさにこのデーモン(悪魔)たちが、私たちの助け手となるのです。そうです、これは本当に真実なのですよ。この道は真の道ですが、とても困難な道でもあります。」
あるいは、チベット仏教の女性覚者であるマチク・ラプドゥンがチューの儀式において重視したように。
そのためにこそ、(主に女性性の)過ちや穢れや傷というものが、肯定される。
ここまで行くことが真の一元の世界であり、二元の世界を超えることかなと感じています。
まあ、デーモンとの対決はかなり勇気がいるし、怖いし、しんどいものですが、ミラレパもこう語っているように、一度味方になってくれたら守護神になってくれるので、ほんとにおすすめです。
悪意をもった男女のデーモンたち
それらは無数のトラブルや妨害を作り出し
ひとが悟りに至るまでは、まるで実在しているかに見える。
しかし彼らの有りのままの姿を理解したならば、
彼らは守護神となり、
また、彼らの救助と援助によって
ひとは数多くのことを成し遂げるのである。
ミラレパの言葉、出典は「内なるデーモンを育む」
※私もデーモンと対話してサポーターになってもらったよw
シャドウワークはやっぱり、シャンバラに到達するための近道なんだな。
やってるとかなりイタイけど・・・(爆)
上の聖地が汚され桃源郷が侵された後に初めて人は、ハートの中でシャンバラの入り口を見つける。
だから、安心して、この地上のあらゆるできごとを体験すればいい。
外側において失われるものは、必ず内側でもう一度回復されるのだから。