天王星意識の刷新その1・2021年2月上旬~6月半ばまで天王星のジオ惑星ノードと月のノードが重なっていた
ここ数年の星の動きを見ていて、ああ、ずっと通底する裏テーマは「天王星意識の刷新」(水瓶座時代の準備、とりあえずまずは冥王星水瓶座時代の準備)だなと思っています。
まず、2021年は、言うまでもなく、水瓶座土星と牡牛座天王星のスクエアが3回もできておりました。これは、水瓶座の新旧2つの支配星同士がスクエアとなることで、より高い次元で水瓶座意識を生まれ変わらせるためのものだったと思います。
・・・しかしこれだけではなく、2021年の1年間、天王星の惑星ノードの観点から見て、非常に興味深い動きがありました。※なお、惑星ノードはヘリオとジオがありますが、私はジオを見ています。
まず、惑星ノードとは何か・・・ですが、これは、私たちが一般に使うドラゴンヘッド・ドラゴンテイルの惑星バージョンです。
ノースノード=ドラゴンヘッド・サウスノード=ドラゴンテイルは、別名月のノードと言われますが、太陽の通り道である黄道と、月の通り道である白道が交わる2つの点のこと。いわば、月(そして地球)の過去(ドラゴンテイル)と未来(ドラゴンヘッド)を示すポイントです。この2つのポイントを、古代の人は龍に例えたのですね。
で。
天王星の惑星ノードとは、地球から見た天王星の軌道と、黄道が交わる2つの点です。月同様、この2つの点にはノースノード=ヘッドとサウスノード=テイルがあります。すなわち、天王星のジオ惑星ノースノードと天王星のジオ惑星サウスノードがあるというわけです。
図に書くとこんな感じ↓ ジオなので、あくまで地球基準で見た天王星の軌道と太陽の軌道である黄道を見ます。
でね。ジオで見たときの惑星ノードは、より太陽に近いほど頻繁に位置が変わるのですが、火星以降の天体は、1世紀くらいの間はそれほど位置が変わりません。
そしてね・・・
我らが天王星なんですが、なんと、ここ150年ほどは、
- 天王星のジオ惑星ノースノード 双子座10度~16度
- 天王星のジオ惑星サウスノード 射手座10度~16度
に滞在しているんです。
でね。
こちらの記事でノード軸(月のノード、いわゆる一般のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル)のトランジットについて書きましたが、
月のノード軸が双子座ノースノード・射手座サウスノードにあったのは、
2020/6/4-2021/12/23(トゥルー:2020/5/5-2022/1/19)
なのです。
そしてもっと言うと、月のノード軸が天王星のジオ惑星ノード軸に重なる時期(双子座10度~16度と射手座10度~17度)は、だいたい2021年2月上旬~2021年6月半ばだったということ・・・!!
つまりどういうことかというと。
月すなわち地球の人間にとっての時代意識の方向性が、天王星意識の進化の方向性とばっちり重なっていたというわけです!
私、惑星ノードはコツコツ研究しているのですが、月のノード軸と何らかの天体のノード軸が重なった場合、それが出生図であれマンデンであれ、その人・その時期の星の運気にとって、その天体の影響が一種の通底音のように鳴り響くと考えています。
たとえば、私高橋ともえの出生図場合、月のノード軸が海王星のノード軸と正確に合になっています。この場合、たとえ海王星のアスペクトが少なかったり配置がそれほど重要でなくても、海王星という星は私自身の生涯を通じて大きな影響を与えると考えられるわけです。まあ、海王星1ハウスだし、どおりで、ぼーっとしているのか・・・と納得・・・_| ̄|○
よって、2021年の特に前半(2021年2月上旬~2021年6月半ば)は、地球の進化の方向性が天王星意識の進化の方向性と重なっており、天王星の影響が実はとても強く出ていた時期だということです。
2021年2月上旬~2021年6月半ば。
この期間のことを、ちょっと振り返ってみてください。
この時期に経験した変化は、実は天王星意識のバージョンアップのためのものかもしれません。非常に激烈なショックを体験したり、思わぬ形で自己実現が叶ったり、人によってまちまちだと思います。でも、それらの体験が、実は皆さんの、そして地球全体にとっての天王星意識の底上げにつながっていたのかもしれません。
そして、天王星意識の刷新は、来年以降ももっともっと激烈な形で続いていきます・・・!