水星と金星は満ち欠けし、見えなくなったり出現したりすることで、微妙に作用とニュアンスを変える
水星と金星について、現代占星術ではあまり重視されていないけれど、古代(バビロニア)の占星術(というか天文学)で重視されているポイントがあります。それが、水星と金星の満ち欠けや、出現消失のタイミングですね。
意外と知られていませんが、水星と金星は内惑星なので月同様に満ち欠けがあったり、消失したり出現したりするタイミングなどがあるのです。
このサイクルを追いかけていくと、全く同じ〇〇座の水星、××座の金星であっても、ニュアンスが違ってくるというのが分かります。
たとえば私で言うと、魚座水星でイブニングスタータイプなのですが、同じ魚座水星でもモーニングスタータイプの人は性格が違ってくるのですね。金星も同様です。
惑星のサイクルの起点をいつにするか?というのはいろいろな考え方があり、コンピューターが発達した現代では、牡羊座0度に入ったときと解釈することが多いものの、古代では肉眼で見えるタイミングが惑星のサイクルだという考え方もあります。また、ヘリオ的な観点を重視するならば、会合(ヘリオで見て地球と水星、地球と金星がそれぞれ合になるとき)を起点にすることが自然でしょう。
・・・こういういくつかの観点をミックスして鑑定書を作成しているのですが、この水星と金星の動きをプログレス(体内時計)で観察してみるとめちゃくちゃ面白い。
プログレスの月が大切というのは普通に占星術をやっていたら皆さんご存知と思うのですが、いやいや月だけではなくプログレスの水星と金星の動きも同様にかなり大切になってくると感じています。特に水星は100年くらいあったら結構動いていくので面白いんですよ~。
今自分のチャートをサンプルとして提示するために日付を追いかけていますが、びっくりするくらい、転機をドンピシャで示していたりして、ゾッとするくらいです(笑)
ちなみに、水星と金星が重要だなと思ったのは、2021年は年運リーディングの結果でした。
年運とはいえ結局前後10年くらいの星の流れをお伝えすることになり、その時に数名の方が水星と金星が特徴的な動きをしていたので補足としてお伝えしたところ、「まさにその時期こうでした~」というご感想をいただくこともありまして、水星金星、侮れないなと思った次第です。
特に、アングルの支配星が水星や金星の方は影響を強く受けると思います。私自身MC乙女座なので、水星の動きはものすごく影響を受けていると感じました。
いずれにせよ水星と金星は、太陽にとっては左手と右手です。太陽が示している人生の目的と方向性に対して、具現化する力を持っています。
鑑定内容は一生変わらない情報になりますので、是非多くの人に伝えたいな~!
人生100年時代と言われ、1つの仕事を続けるとは限らず徐々にチェンジしていく可能性もありますが、そういう時に自分を分析するヒントも得られると思います。
水星と金星の占星術個人鑑定の募集は4月後半に行う予定です。興味がある方はこちらから登録しておいてください~。
【4月19日追記】鑑定をリリースしました!4月28日までのお申込はお得なキャンペーン中です。