天上天下唯我独尊の本当の意味~悪魔にだって役割がある。ウエサク満月の月蝕に思うこと。
先ほどメルマガしましたが、ウエサク満月は東南アジアやスリランカでの仏陀の生誕祭なのですよね~。※日本では4月8日で固定祝日になっております。
今年は、太陽とノースノードに準惑星セドナが合。月蝕を伴うウエサク満月です。
私はセドナという星は、地球の創成の頃の記憶と関わるような古い母神だと思っています。
つまり、精霊や妖精と言われている存在や、人間以外の生命体との関りが深い女神様なのですね。
※今年の1月、ノースノードにセドナ&セレスが合になっていたときに、上記のような記事を書きました。
実はね。
お釈迦さまが生まれた時に言ったとされる有名な言葉、
「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」
直訳すると、「我より尊い聖者はいない」という意味なのですが、その真意は、
「世界中のすべてのもの(人間ばかりでなく、あらゆる存在)がみな、尊い命をもっている」という教えなのだそうです~!!
私は特に霊視力とかないのですが、毎年ウエサクの頃の自分の家の庭をぼーっと見ていると、オーブが見えるような気がするのですね。妖精や精霊がたくさんいるのかな。。。
この妖精や精霊の活発さは、多分こういうウエサク満月が持っている「生きとし生けるものの祝祭」という意味と関連しているんじゃないかと、感じます。
(次に活発になるのは夏至の頃ですね! 西洋的には夏至は妖精と関係しています)
ただし、今年のウエサク満月は月蝕と重なっていますのがキーですね~。
シュタイナーによると、月蝕というのは、宇宙空間から悪の思考や悪しきものが入ってくる現象、なのだそうです。
ある古神道の宗家と呼ばれている方から聞いたことですが、天皇家には「月蝕のときは決して外を歩かない、月を見ない」という言い伝えがあるそうです。これは、おそらく月蝕によって解き放たれる私たちの無意識の下と通底するような悪しきものを避けるという意味なのかもしれません。
ただし、今回はウエサク満月ですので、上記の「世界中のすべてのものがみな、尊い命をもっている」という言葉と絡めて考えると、
「たとえ悪しき者、悪魔的な存在であっても、何らかの役割がある」
ということを知る絶好の機会なのかもしれません。
なので、今晩あたり、デーモンワークとか取り組んでみるといいかもしれませんよ。デーモンと戦うのではなく、デーモンを育んで導き手、守り手に変えていくワークです。
仏教では、悪神と言われている異教の神々も、仏の教えに帰依すれば善神となると言われています。毘沙門天とかもそういう神様ですよね~。