何かに乗り遅れないことを考えるよりも乗り間違えた乗物から降りるしかない、冥王星が山羊座の最後を運行する今考えるキャリア
高橋ともえ
パクスルーナ PAXLUNA 星読み風水
私が卍易風水を学んで最初に衝撃を受けたのは、陰陽論の考え方です。
陰陽論も流派がありますが、私が学んだ卍易風水では、陰陽は永遠に固定されたものではないと考えます。
そう、男=陽 女=陰 と一般的に分類されるものですら、決して陰陽が固定されるものではないということです。
考えてみれば、女性は一般に陰ですが、子どもを産むという能動的な行為においては陽になるとも言えます。視点を変えれば、常に陽のもの、常に陰のものは何一つ存在しません。
ただし、普段陰/陽が強いものだと固定されがちなものこそ、逆に陽/陰に反転するときに大きな作用が起きるとも言えます。
その意味でいうと、最も巨大な陰は太陰=月であり、最も巨大な陽は太陽ですが、固定されない陰陽論という立場を取るならば、月ですら陽に、太陽ですら陰になることがあるということです。
その典型が、日蝕ですね。
日蝕が大きな影響を持つのは、普段陽そのものである太陽が、陰そのものである月に隠されるから、その振れ幅の大きさゆえの作用があるのでしょう。
個人的には、このようなラディカルで柔軟な東洋の陰陽論を学んだことで、シュタイナーの悪の理解はとても深まりました。
シュタイナー自身も日蝕に関して、日蝕という危機的な状況があるからこそ、地上の人間の中に太陽意識(キリスト意識)が生まれる可能性があるということを述べています。
個人的には、10月15日の日蝕はいろいろな意味で大きな意味を持ちそうだなと思います。また、Youtubeなどで解説動画送りますね~!