占星術コラム

リリスと睡蓮(ウォーターリリー)の精油、妖精(ニンフ)と女神の違い

太陽が蠍座から射手座に抜けていくタイミングで、リリスの講座をいよいよリリースできましたー! それにあたって、突如飛び込んできたある気づきというか、インスピレーションがあったので書いておきます。

今回の講座準備である本を読んでいたところ出くわしたことなのですが、
リリス(Lilith)という言葉の語源を探っていくと、lotus(蓮)とlily(百合)に関わっているらしいのです。

それで思い出したことがあるのですよ。

エジプトの精油で、睡蓮(ウォーターリリー、あるいはブルーロータス)の精油があるのです。

ちょっと稀少な精油なので、インド産のものが多いですが、エジプト産の精油もそこそこ市場に出回っています。

で。私は10年以上前のある精油のワークショップで、エジプト産の睡蓮の精油の香りとワークしたことあるのです。

正直、その睡蓮の精油の香りは良いとは思わなかったのですが、香りをかいだ時にすぐに感じたのが、生々しさと土っぽさでした。そして、すーっと一本線が下から上に伸びていくようなイメージ。

そのワークショップでは、この精油の名前を知らされぬまま、各自がイメージをイラストにするというワークをしたのですが、私が感じたこの睡蓮の精油のイメージは、泥臭くて生々しい感じの、およそ精油とは思えない感じだなあっていう印象です。どちらかというと熟していない青臭いイメージで、正直あまり好きではないと思った精油の香りでした。

ただ、この精油の香りってなんか、リリスのワークには向いてそうな気がするので、今回講座をリリースしたタイミングで取り寄せることにしました。

10年以上前はまだまだお取り寄せしようにも日本では販売している業者が少なかったのが、今はいろいろなお店が販売されていますね・・・それと、日本の百合の精油というのも取り寄せてみました。私はアロマセラピーは調香から入ったクチなので、今回調香してみようかなと思っています。ちょっと楽しみです。

ところで、今回睡蓮の学名を見ていてああ、なるほどと思ったことがあるんですよね。

それが、睡蓮というのはNymphaea属の植物ですが、このNymphaeaって、妖精とかニンフと呼ばれる存在から由来しているのだということです。

今回のリリスの講座を用意していて、リリスというのはこの妖精とかニンフという原初的な存在との関りもあると気付いたのです。

ギリシア神話においては、妖精やニンフというのは、神に勝手に恋されたり無理やり手籠めにされたり(笑)、結構ひどい扱いを受けることも多いのですが、要するに、性エネルギーを自分のためだけに使う(閉じた)存在のことなんですよね。

そして妖精は女神とは違います。

↑これはボッティチェリの「春」の中に出てくる西風ゼフィロスと妖精クロリス。ゼフィロスがクロリスに襲い掛かっているシーンです・・・(笑)そして、なぜかその後で、クロリスは花の女神フローラに変容するというw

こういうの神話のシーンというのは、フェミニスト的な解釈をすると神話の本質を見損なってしまうと私は思っているので、そうしたけしからん的な怒りから離れてこのシーンを考察するとしたら、以下のようなことが言えるんじゃないかと思っています。

妖精のクロリスは清らかであったかもしれないけど、他人に(自分・自分の性エネルギーを)与えることを知らない存在。それが、表面的には許しがたい行為ですがゼフィロスと関わることによって、フローラという女神に変容したということです。

これは、成熟という過程において必要な受容だったと考えると腑に落ちます。

ちなみに、全く同じような神話として、ICとバーテックスと月を輝かせる方法オンラインミニ講座の方でご紹介しているヴェルトゥムヌスとポーモーナの神話があります。

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ここに出てくるポーモーナは、果実の女神と言われていますが、実際には妖精的な存在なわけです。なぜかというと、男性(ヴェルトゥムヌス)からの求婚をすげなく断り、私は一人で大丈夫!って言っているわけなので。
でも、そのポーモーナは、ヴェルトゥムヌスの求愛を受け入れることで女神に変容していくのです。

これってすごい意味があるよな!と最近思うようになりました。

妖精は魅力的ですが、やはり女神ではないのです。

このことを考えるときにタロットカードはめちゃくちゃ意味があることなので、また別の記事で今回のリリス講座のリリースにあたってのインスピレーションを書いてみますね!

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高橋ともえ
1981年生まれ。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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