サウスノード蠍座時代に読んでおくといい本。「心的エネルギー攻撃から身を守る 呪い、憑依、アストラル攻撃の実例、分析と対処の実際」ディオン・フォーチュン著、王由衣訳
2022年12月30日現在、サウスノードは蠍座(そしてノースノードは牡牛座)にありますが、そのような時代の学びの一つとして「サイキックアタック」的なものや「黒魔術」的なものとの対決というのがあると思っています。(これは2023年7月くらいまでは続きますね~)
そして、ちょうど昨日は聖十二夜のノートワークで私が強烈にこのサイキックアタック的な受けていた頃の振り返りを行う日だったのですが、さらにその夜、ふとアマゾンの検索で見つけた本が、まさに!という本だったのでご紹介します。
こちらの本は今から100年近く前のイギリス人の魔術研究者であったディオン・フォーチュン(ダイアン・フォーチュン)さんの本ですが、それをバーバラ・アン・ブレナンヒーリングで有名な王由衣さんが分かりやすい日本語に訳してくれた本なのですね・・・。
言うなればこの著書は、いわゆるサイキックアタック的な現象や、呪いや黒魔術に関してどうやって対処していくかという本ですが、同時に心理分析的な考察も入っており、いろいろ参考になります。エレメンタル(自然霊)の影響や、式神的な人工エレメンタルの話まで出ており、うーん、濃い・・・。
個人的には、カルマの星・土星先生もビシビシやってきているし、来年は進化占星術的にカルマと関わる冥王星もやってくるし、これを千載一遇ととらえてカルマ解消したいと思っているのですね。
そういう意味では、何が自分に起きているかを知るうえでとても重要な参考情報を与えてくれたのが、上記の本でした。
ただし、ディオン・フォーチュンさんの処方箋や対抗策は心理レベルのパワー(魔術)での解消に限定されており、本質的な問題解決というかカルマ解消ではないような感じがするので、そこはあまり参考にはしていません。
実は私は長年ある瞑想をやっているのですが、その瞑想の先生がおおもとの団体から離れて引退するとおっしゃられたこともあって、12月から別の先生を探しはじめ、結果新しい先生に師事することになったのです。
今や瞑想というのはポップなものになっていますが、マインドフルネスとかリラクゼーション目的ではなく、マントラなどを使ってある程度潜在意識の深いところに入っていくガチな瞑想は、ちゃんとしたガイドやマスターの導きがない限り、結構危険なのですね。
瞑想の源流はヒマラヤ、そしてインドにあります。仏陀もここで修行しました。
今でもインドは聖者の国と言われており一説には2000万人もそういった指導者的な人がいると言いますが、中には道半ばで変な方向へ逸れていくケースもあると言います(というか98%はそうなるというくらい恐ろしい道)。
たとえば、瞑想の途中で赤ちゃんの自分と出会ってそれと一体化してしまい赤ちゃん返りしてしまったり、自分は神の生まれ変わりだと言い始めたりするケースですね・・・。私の知人でも、クンダリーニ病というか、中途半端にエネルギーを活性化して廃人状態になった人がいますが、瞑想は一歩間違うとそういう恐ろしい結果も生み出します。
まさに瞑想を行う修行の道は、「心の中の険しく危険なヒマラヤの山々を超えていく」旅なのです。
で。
話が長くなりましたが、私は昔から悪夢を見やすくいろいろなデーモンに悩まされてきたというトホホな体験をしていますが、2021年に出会ったマチク・ラプドゥンというチベット仏教の女性の聖者のワークを現代風にアレンジしたメソッドを使って、そうした自分の心の闇をある程度手なずけることをしてきました。
ただ、今師事している先生のスタッフの方から、「悪夢を見やすい性質の人が、深いところに入っていく瞑想やエネルギーワークをするとそれが加速化することもある」と言われて、めちゃくちゃ腑に落ちました。
悪夢を解消したくて始めた瞑想でかえって状態がおかしくなるなんて泣けますよね、苦笑
だから、こうした悪夢やデーモンに対しては、ただ心理的に手なづけるとか相手にお返しする的なことだけではなく、そのおおもとを断ち切る(カルマを焼き切る、変容させる)ことが必要なんです。成仏ですねw
そういう意味でも、ディオン・フォーチュンさんのこのサイキックアタック(心的エネルギー攻撃)の本は参考になる部分と、限界とを両方を示してくれているなと思いました。
つまり、おおもとを断ち切ることができるのは、単なる魔術師やエネルギーワーカーでは同じ土俵で戦っているだけだからほぼ無理で、やはりマスターと言われるレベルでないと難しいんだろうということです。
いずれにせよ、念とか呪いとか黒魔術的なことは蠍座の闇の部分に相当するテーマで、サウスノード蠍座時代はこの辺りが刺激されますので、気になる人はディオン・フォーチュンさんの本読んでみるといいかも。