[つぶやき]2019/11/11と11/12、水星の日面通過とこの夏の水星の動きと木星山羊座入りに向けて~山羊座テーマの救済
2019年11/11~11/12にかけて、天体のイベントが色々続いていますね~。
ちなみに、ご存知の方も結構いると思いますが、2019/11/12は、水星の日面通過があります。ヘリオセントリックの水星と地球の会合でもあります。
水星の日面通過は、マーキュリートランジットと呼ばれる現象で、地球と太陽の間に水星が来ている内合のときに、ちょうど太陽の正面を水星が通過する現象です。
2008-2012年にわだいになったビーナストランジット(金星)の水星バージョンです。
※日面通過は、水星と金星にしかない特別な現象。
なお、11/12は、牡牛座満月でもありますので、太陽・水星・地球・月という順番で天体が並んでいます。
今年の夏、水星の動きに注目!とお伝えしてきました。海王星と木星の間で形成されるトールハンマー先端で水星が刺激されていたので。
そうこう言っていたら、なんと2019/11/11にオーラソーマで新しいボトルが誕生したという知らせが入りました。
上がターコイズで下がレッド。
山羊座といえば、今サウスノード、冥王星、土星が山羊座にありますが、
これから木星が山羊座に入ることで、大天体3つが山羊座の集合することになります。
山羊座は牧神パンとも関連がありますので、なんとなくですが、オーラソーマの新しいボトルの誕生は、木星の山羊座入りとも関係していると思います。
個人的に、木星が山羊座に入ることは、このパン的なものに対する注目と救済が起きてくるんじゃないかと思っていました。
山羊座という領域に関わるテーマが、解放され、新しいレベルでの喜びに変化していく時期というイメージです。
個人的には、木星がサウスノードに触れるという現象が、「救済」のイメージであったのですが、このような時期にパンのテーマが再び現れてきたことが興味深いと思っています。
牧神パンは、強い性的なエネルギー・原初的な生命の衝動(オーラソーマのボトルでいうとレッド)と怒りのパワーに関連しています。それは、パンにとっても周囲にとっても苦しみと悩みの種でした。
しかしまさにこのテーマ(原初的な性的なパワー)を建設的に使っていく(救済する)ことで、すべての存在が喜び暮らす黄金の国(シャンバラ)的の扉が開いていくのかもしれないと思います。
牧神パンは、生きとし生けるものすべてと関わる(パンとはpan=汎という意味もある)存在で、ある意味では「森羅万象すべて」の象徴なのです。
だからこそ、パンは、いつもシャンバラの入り口に現れる存在だと私は思っていて、ある意味で、境界の番人みたいな存在だと思っています。
パンは、自然界のインナーチャイルド的な部分とも通じていると思います(特に、人間という秩序を乱す存在に対しての怒り)。実際、ある時期から人間は自然界から離れ、時に自然界を痛めるような行動をとるように(進化の過程での必然の歴史として)なったのですが、そのことに最も強烈な怒り(義憤)を感じているのがパンなのかなと思います。※そういう意味では阿修羅的なエネルギーとも通じます。
※この関連で興味深い映画があります。「パンズラビリンス」というスペインのダークファンタジー映画。この映画で描かれているパンは、人間(と進化の歴史)を憎む自然界の魂のある側面の象徴です。
ですが、多分、木星が山羊座に入って、やがてサウスノードに触れていくことで、パン的なものの怒りが最初は噴出し、やがて救済されるような出来事が起きてくるのではないかなと思います。