白い狐とのデーモンワーク。雪白(ゆきしろ)がダイモンに加わりました
2021年9月9日の瞑想中に白い狐がやって来たという話を書きました。その後日談です。
白い狐は神様の使いと言われていますが、私個人はダキニとの出会いがありました。そしてダキニを教えの根幹におくチベット仏教の女性聖者のマチク・ラプドゥンおよびその後継者であるアメリカ人の女性ラマであるツルティム・アリオーネに導かれました。
そして、マチク・ラプドゥンの教えであるチューというチベット仏教の一派の中にあるデーモンを友達にするワークに導かれ、インキュバスのおっさん悪魔を仲間にすることができたり(笑)
ここ最近気になっている大乗仏教、特に親鸞の生きざまにまでダキニがつながっていたことに気づくことになりました。
そんなこんなで、私にとって9月9日にやって来た白い狐のおかげでものすごく学びと癒しが進み、「狐様様」なのですが、何かこう、もう1つ心にひっかかっていることがありました。
それが、狐って、美しさや賢さや力を象徴する霊獣でありながら、常に人間の欲望をぶつけられ利用されているばかりだよなという疑問です。
というか、狐は、人間からの愛を受け取っているというよりは、役に立つから利用したいという欲望ばかりを受け取っている気がしたの。
9月9日の白い狐さんがやってきた後で、いくつかの稲荷神社に行ったのですが、結構ドロドロした欲望(お金欲しい系)のエネルギーがべったりと張り付いているようなところが多いと感じました。
そもそも、動物の中でも、馬とか牛とか猫とか犬って、人間も愛を注ぐ対象だったりしますよね。ペットとして愛玩したり、家族のように可愛がる対象です。
しかし、狐はどうでしょうか?
狐は、野性の存在で、人に飼われることはないのに、人間にとっては利益のある獣でもあります。人間が世話をしなくても、お米を食べるネズミを食べてくれるからということで信仰が始まったわけなので。
そこで強烈に思い出したことがありました。
私が小さいころ、初めて号泣した絵本が「ごんぎつね」であったことを・・・。
ごんぎつね、知らない人はこちらでお話を読んでね。
>>>ごんぎつね全文
ごんぎつねは、人間に対する狐の一方通行の愛というか、狐の愛が人間には理解されないということがテーマの童話です。最後、誤解されてごんぎつねが死んでしまうところで終わります。何かこの話が強烈に哀しくて、当時小学校1年生くらいだった私は号泣したんですよね・・・。
そして、数年前に読んだ上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」は、この狐の哀しさ(狐は人間を恋い慕っているが人間は狐を利用するばかり)というのがはっきりと書かれていてこれまた胸を打ちました・・・。
ちなみに、「狐笛のかなた」では、もともと霊狐として人間に使役されていた野火と、霊能力を持つ小夜という少女のある種の恋の物語です。人間の政争に悪用され使役されてきた野火だけではなく、物語の最後ではせっかく再開した実の父が自分の霊能力を使おうと欲望を抱いていることを察した小夜が、世をはかなみ狐となって「あわい」と呼ばれる一種の幽界的な人ならぬ世で暮らすことを選ぶという話です。
この、本来自分に愛を注いでくれるべき人間が自分の力を利用しようとしているのを知った小夜の絶望の深さには、非常に共感共鳴し、哀しい気持ちになりました。
狐って、美しく知恵もあって力もある存在ですが、まさにその美・知恵・力ゆえに愛から縁遠くなってしまい、むしろ純粋な愛に飢えているんじゃないかと思いました。
それが稲荷神社の殺伐としたエネルギーに表れていると思ったのですね・・・。お金が欲しい、豊かさが欲しい、のエネルギーがたんまり溜まっていて、純粋にお稲荷さんを好きだな、大切にしたいな、という雰囲気のところが少ないと思ったんですね。
私たちは愛されるために、美・知恵・力を求めますが、逆にそうした武器がかえって愛を遠ざけることもあるという哀しいパラドックスを狐的な存在は表現しているように思いました。
でね。
ここまで狐に同情するということは、私の中にも狐的なエネルギーに共振するような哀しさがあるはずなのですよ。
というわけで、白い狐さんと昨夜、デーモンワークをしてみました。
※デーモンワークは、悪霊だけではなく、一見善なる存在との間でも、その存在が解放を妨げる限り必要だと言われています。
・・・で、デーモンワークの記録。
9月9日に大きな堂々とした姿で現れた白い狐さんに、どうして欲しいかきいたところ、突然くるくると回転して小さくなり、私の手のひらサイズになってしまいました。とても小さな可愛い狐になりました。
抱きしめて欲しいと言われたのでイメージの中で手の中で赤ちゃんを抱くように抱きしめてあげると、そのまま私のハートの中に居場所を見つけたようで、すっと入っていきました。
名前を聞いたところ、この狐さんは「雪白(ゆきしろ)」と名乗りました。
そこで、ハートの中で雪白の感情に寄り添ってみると、哀しくて泣けてきました。美しくて、知恵があって、力があっても、いやだからこそ、愛されないという気持ちですね。
素のままの雪白でいいんだよ、何もできなくても、何もしなくても、雪白が大好きだよ、と伝えてあげると、嬉しくなったのか草原をぴょんぴょんとはねて無邪気に遊ぶ姿を見せてくれました。
というわけで・・・
白狐の雪白が私のダイモンになってくれましたw 元インキュバスの課長は「人との良縁を結んであげるよ」と言っていましたが、雪白はこれから先どんなことで私を助けてくれるのか、またお話して確認してみようと思います。
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それにしても、デーモンたちが求めているのは結局愛(ハートの愛)なんですね。これは、デーモンワークをやっていて改めて驚く深い真理です。
・・・関係ないですが、私の守護的な存在たちって、ダイダラボッチのような守護天使マツコにはじまり
元インキュバスの課長とか
今回仲間に加わった白狐の雪白とか、なんか、濃ゆいキャラばかりですねw
さらにパクスルーナの屋号をくれた牧神パンとかもいるし・・・
できたら、もっとキラキラな女神系がよかったんだけどww
一応弁才天にはご縁はあるが・・・
まるで漫画「どろろ」のように、悪魔たちと対決して仲間にしていく日々ですww
【2022/3/27追記】
その後雪白のもたらしてくれたギフトについてはこちらに書いています☆