バガヴァット・ギーターと木星(12年)のサイクル~クリシュナ、藤井風くんの「grace」を聞きながら思う、木星的ダルマの厳しさ
昨年11月・12月からアガスティアの葉とか瞑想の師匠を変えたことに伴って、急速にインドとのご縁というかテーマが深まってきているのですが、その流れで今、バガヴァット・ギーターに取組中~。
バガヴァット・ギーターといえば、シュタイナーが神智学協会から決別するときに「バガヴァット・ギーターとパウロの書簡」という講演をしていますね~。1912年~1913年のことです。
シュタイナーのこの「バガヴァット・ギーターとパウロの書簡」という講演は、いろいろな意味で2022年の私の活動の通底音のように鳴り響いたのですが・・・
ここ最近、たまたま目にした記事の中にバガヴァット・ギーターが紹介されていたり、なんかめっちゃ、バガヴァット・ギーターづいています・・・。
っていうかですね~。
実は私が2021年にスピリチュアルジャーニーとして奈良の三輪山に行ったのですが、
↑スピリチュアルジャーニーの記録はまだ未完(笑)
この奈良の旅行のきっかけになったのが、ある存在からの呼びかけだったのです。
実は、ちょうど、2021年11月の山羊座の金星食のころ、「竜とそばかすの姫」に関するこの記事を書いていたときのことです。
「竜とそばかすの姫」に出てくるしのぶくんっていうキャラが、少女漫画脳が萌えるかなりカッコいいキャラなんです。
で、この記事を書いた後にこんな風に思ったんですよ。
「は~、しのぶくんはカッコいい男性性の象徴だよなあ。それに比べて私ときたら、こんな風に大切に男性から見守ってもらったことないなあ~・・・(私なんてトホホな恋愛やトラブルばかりだ・・・><)」
って。
そうしたらその瞬間、右斜め上の方から
「そんなことない。ずっと見守っていたよ」
という若い男性の声がいきなり聞こえたんです。
そしてそこから4~5日の間ずーっと、この男性的な存在から断続的にメッセージが降りてきて、「そうだ、三輪山に行かなきゃ」って思ったんですよね。そこから先のなら旅行の話はまた時間が出てきたら別記事で書きますが、今から思うとこの存在は、バガヴァット・ギーター、特に「クリシュナ」とかなり関係しているように思います。
イメージとしてはね、この存在は、藤井風君のgraceなんですよ! 年末年始は、藤井風君のgraceばっかり聞いていました。
>>>藤井風 grace
このビデオの中にクリシュナ出てくるね~!!
バガヴァット・ギーターでは、主人公のアルジュナが親族と戦わなければならない王族としての自分の宿命を取るか、それとも出家するかで悩んでいたときに、クリシュナが現れて、「お前は自分の王族としてのダルマ(ミッション)を果たさなければならない」と言って親族と戦うことを促すんですね。
・・・なんかこれが、神智学協会とたもとを分かって人智学(アントロポゾフィー運動)をやり始めたシュタイナー自身の状況と気持ちに重なっているなと感じます。
本来同じ一族なのに自分のダルマ(ミッション)が親族と戦うことを要請するというアルジュナ同様、シュタイナーもまた、中部ヨーロッパに根差した霊性とキリストの新しい教えを広げるという自分のダルマ(ミッション)のために神智学協会から分離する立場を取らざるを得なかったんだなと思うんですね。
ちなみに、バガヴァット・ギーターの中には、アルジュナが孤独に森で12年を過ごしたという話が出てきます。
12年というサイクルに最も結びつくのは木星ですね。
12年の周期で動く木星は幸運やダルマをあらわすと言われることがありますが、木星的なダルマというのは、バガヴァット・ギーターの文脈で理解するならば、甘美でラッキーなものだけではないようです。
むしろ木星的なダルマは、ルジュナのように自分の親族や血族、親しい人たちから離れたり、それらの人々に敵対することをも促すのかもしれません。
なんか、そんなことを思いながら年末年始はインドと藤井風君に浸っておりました・・・。