伏線を張り巡らせる時期、回収する時期。

高橋ともえ

今日で2023年も12月になりました。個人的な話になってしまいますが、2023年11月という1か月はとても重要だったので、そのことを振り返りつつ今ちょっと感じていることをつづっていきます。星の話とは関係ない私語りになってしまいますが、もしかすると似たようなことで悩んでいる方もいると思いますので、参考になったらいいなと思って書いておきます。

それがね、「人生には、伏線を張り巡らせる時期と、それを回収する時期がある。」という話です。

このブログを結構読んでくれている方だとご存知と思いますが、私はかねてより、40歳の年に何か特別なことが起きるだろうということをアントロ系の受胎占星術の技法で未来予測していました。

※この技法についてはいつか講座にしたいと思う! 面白いよ~

人智学系の受胎占星術から割り出した重要なイベントが起きる期間にやっぱり重要なことが起きた件。実は私、20代後半のときに出会ったあるチャネラーから「40歳のときに重要な次元につながって、その後の活動がガラッと変化する(ただし統合に...
胎児、勾玉、太陽のカーブ。宇宙の扉が開くとき。個人的にコツコツと受胎占星術を研究し続けていますが、その観点から見て私個人にとってとても重要な時期がこれから数年にわたってやってきます。...

それに先立つ20代の終わり、私が1冊目の天使の本を翻訳する流れが来ていたときに、その仕事をどれくらいコミットするかどうか迷って、天使メタトロンのチャネラーとして有名なあるアメリカ人女性(今はチャネラー業は辞めたようですが)のところに行くということがありました。

・・・実は、そのセッションの最後、本来質問したかった天使の仕事に関する話ではなく、まったく違うチャネリングが始まったんですよね。

その最後に言われたのが、

「あなたには、40歳のときになってはじめて分かる情報があります。その情報は今私には読むことが許されていません。ただ言えるのは、あなたは40歳の時に師匠に出会うことになります。そして、そこから7年間かけて統合の時を経て、47歳からアセンションティーチャーになります」

という荒唐無稽な(笑)こと。

おいおい・・・って当時20代だった私は思いましたね(笑)私が知りたかったのは天使の仕事のことなのに。しかもアセンションティーチャーって、アセンションは2012年で終わるんじゃねーの?と突っ込み入れたくなりましたしね・・・。

でも、このチャネラーさんの天使の仕事に関する質問への回答は、今から思うとめちゃくちゃ的確でした。天使の仕事は3年続けて終わりになると言われましたが、まさにそんな感じになったからです。

・・・というか、多分ですが、今から思うと、天使の仕事で悩んでそのアメリカ人チャネラーのところに行ったのはあくまでフックというかきっかけで、おそらく私はこの「40歳のことに起きること」をこのチャネラーさんから聞くことになっていたんだと思います(そういう風に上が取り計らったというか・・・)。

とはいえ、当時の私は目先の仕事の成功・不成功の確度を確かめたかっただけなのに、10年もあとの40歳になってからの話をされてもなあ~と思いましたね・・・。むしろ、今はみられないというお預け感があってもや~っとした感覚になりました。

しかし、このアメリカ人チャネラーさんは、めちゃくちゃ当惑した顔をしていた私に、「あなたは素晴らしい人生を歩みますよ。」と太鼓判を押してくれました。こういう在り方はセッションを行う上でとても素敵だなと大いに学んだ点です。

思えば当時の私は、「伏線を張り巡らせる時期」にあって、自分がやっている行為や行動が、いったいどういうところにつながっているのかを早く知りたい、つまり「早く伏線を回収したい」と思っていたんですね。

スティーブ・ジョブズの言葉でいうと、点を打ち続けるようなフェイズが続いていたわけです。20代後半、周りを見ると人生を着実に築き上げているような人たちが多くて、自分の破れかぶれで行き当たりばったりな人生航路が情けなくもありましたしね。

いつになったら私の人生の伏線を回収する時期が来るのだろうか、スティーブ・ジョブズが言うようなconnect dotsする時期が来るのかと悶々としていたわけです。

そして運命の?40歳になる直前、占星術のいろいろな技法を使って未来予測をしていたのですが、特にアントロ系の受胎占星術の技法で見ると2021年11月つまり私が40歳になった年の11月に何か特徴的なことが起きるんだろうということが分かったわけです。

とはいえ、いったい何が起きるんだろう~ってことは直前まで何も分かりませんでした(笑)

しかし、私は2021年11月、40歳の時、奈良県の三輪山というところに突然行く流れになったのですよ。それも、なんか日本の古代の男性的な神?先祖?みたいな存在からの交信が始まって(笑)

※トンでも話ですがその時のことはこちらの星くずトークで語っています。興味ある人は聴いてみてね(笑)

え、奈良?そこ?って感じですが、実は私20代の後半は日本と東洋どっぷりだったんですね。

日本古代の転生での魄(はく)を回収する旅。その2~奈良の旅と三輪山での夢19歳のときに訪れた出雲大社と松江旅行の続きです。 https://paxluna.net/?p=16122 その後、様々な...

その20代後半、どうしても登れなかった三輪山に2021年11月登山することになったんですね。

そしてその後から急速に物事が進み、シュタイナーに改めてどっぷり取り組む流れになったり、いろいろと急速に物事を理解するフェイズがやってきたわけです。いわば、「伏線を回収する時期」が雪崩をうってやってきたんですね。

で、その三輪山に登山したときに私がつながった、私が受け取ったメッセージが「2年後」というもの。
2021年11月から2年後は2023年11月。

あれからもうすぐ2年。予告された「2年後」にどうなるんだろう?ここ最近夏休みも終わり、子どものお世話も少し手が離れ、仕事の繁忙期も乗り越えてやっと心の余裕が生まれてきたので、個人的なタイムラインの整...

その答えは、とても思わぬ形でやってきました。2023年11月の直前の10月末、新しいプロジェクトの話が舞い込んできたんですね。

今年もドラコニックソーラーリターンは激烈でした。ドラコニック占星術はやっぱりすごいここ最近は日蝕月蝕シーズンが来ていていろいろ急激な人生の変化の予兆がありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 私はというと、2...

ここでやっと、私がなぜドイツにご縁があったのか、そして四気質の治療学の本を翻訳したのか、そしてオーガニックコスメのことをやっていたのか、東洋医学に縁のある家に嫁いだのか。。。などなどがすべてパパパーっとつながったんですよ。

そう、「人生には、伏線を張り巡らせる時期と、それを回収する時期がある。」ということ。

なので、もし今、伏線を張り巡らせているけどなかなか回収できない!と思う方がいても、気にしないでいいですよって言いたい。それは何歳になっても、です。

たとえば一般的な占星術では1回目の30歳前後のサターンリターンで過去の親の制約とか過去生的なしがらみをいったん清算して(それまでの人生の伏線が回収されて)未来に向かって進んでいく時期になると言われていますが、ジェフの進化占星術的に言うと、サウスノード偏重型の星の持ち主は1回目のサターンリターンではなく2回目のサターンリターンになってはじめてこうしたことが起きてくると言っています。

私は星的にもサウスノード偏重型なので、明らかにこの2回目のサターンリターンになってはじめて未来の方向性に歩んでいけるタイプ(笑)

※おおよその目安として、どの人にも当てはまる特定の年齢ごとの土星のサイクルや木星のサイクルを参考にする意義はありますが、現代人は魂の個性に基づく固有の時を生きていて、それぞれまったく違うホロスコープを持っています。だから、未来予測も複数の技法が必要だと思うんですよね~。

特に今は、人の意識が「自然」に影響を与えるほど力強くなっている時代。だから、焦るくらいなら丁寧にノートワークしていこうよ、と言いたい(笑)それが、いつかやってくる伏線を回収する時期を生きやすくするから。

結局「人の和」が最強。だからこそ、ノートワークを続ける占星術や風水を自分の仕事です、とこのブログの読者さんやお客様以外の人にはっきりと伝えることができるようになったのは、なんとわずか1年前の...

何より、過去を振り返る身振りは、未来から私たちに流れてくる時間と同じ方向性で行われます。

月はあまりに馬鹿にされている? 女神ルーナとの対話より。ここ最近、自分の屋号をパクスルーナから次のものに変える前に最後やるべき仕事として「振り返りムーンノートワーク」ちゃんと構築&実践してね~...

とりあえず、聖十二夜のノートワークはノートワークとしてとってもおすすめですので、ぜひこの機会に参加してみてね。後から振り返った時にとても大きな宝物になります。

【期間限定】聖十二夜のノートワーク 2023年~2024年 聖十二夜、人は次の1年のビジョンを見る   Journaling Work Twelve Holy...
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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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